ゆっくり陰謀論・都市伝説 第20回 人類に知恵と言語を与えた神クババとは!?「前編」
ゆっくり陰謀論・都市伝説 第20回
人類に知恵と言語を与えた神クババとは!?「前編」
はい、どうも。こんにちは。
結月ゆかりです。
はい、どうも。こんにちは。
京町セイカです。早速だけど、今回はどんな話をするの?
ふむ。
今回話す内容はやりすぎ都市伝説で関暁夫が紹介した。
人類に知恵と言語を与えた神クババについて改めて解説するよ。
今更、クババの話?
まぁ確かに今更感がありますがね。
話を戻しますが、クババとは紀元前2500年前の
古代シュメール キシュ第3王朝の女王ク・バウが
元になったと言われてます。
上の写真には頭に菊花紋章に13枚の花びら、
手にはザクロと手鏡が特徴的ですね。
深堀りがしませんが、菊花紋章は天皇家の家紋として
使われます。
ザクロは種子が詰まっている事から豊穣を表し、
鏡は魔術や運命の女神を象徴しているとされています。
そして時代は流れクババの伝説がアナトリアに伝わりました。
古代アナトリアにはフリュギア王国という王国があり、
そこではクババがキュベレーとして信仰されていました。
広がり大地の地母神として扱われるようになった。
それと。
興味深いのはキュベレーはクババの持つザクロではなく、
りんごを持っている事です。
知恵とりんごで思い浮かぶ人がいると思いますが、
それこそが旧約聖書に出てくる「禁断の果実」知恵の実です。
今でこそ禁断の実がりんごと言うのが一般的ですが。
イチジク説、ぶどう説、ザクロ説もあるのです。
しかし、クババのザクロがキュベレーに変わった時
何故りんごに変わったか?
と言うとりんごを輪切りにした時に5芒星が現れるからです。
この五芒星は頂点を結ぶと五角形が現れ、
これは人間が手足を伸ばした形でもある事から
人間の知恵の象徴だとも言われます。
他にもこの五芒星はシリウスを表していると言う
説もあるのです。
確かに今でも禁断の果実は
何だったのか?と言う論争があるわね。女神以外では
知恵を司る動物がいますね。
それが知恵の象徴フクロウ。
フクロウは古代エジプトの
イシス神を書いたの壁画にも書かれます。
ちなみにイシス神はシリウスとしても扱われます。
ここでキュベレー、イシス、クババはそれぞれ知恵と言う
キーワードで繋がりました。
そして、この3人の女神達はすべて同じ神様が起源では
ないか?と個人的に思うのです。
それは一体。。?
それがシュメール神話に
登場する女神イナンナです。
イナンナは天の女主人を意味し。金星、愛や美
戦いと豊穣の女神として扱われ。
聖獣にライオンを持ち。
八芒星をシンボルにしてます。ちなみにエンリルの孫でもある。
そしてイナンナと同系統の神は
メソポタミア神話ではイシュタル。
カナン神話ではアシュトレト。エジプト神話ではイシス。
ペルシャ神話ではアナーヒター。インド神話ではサラスヴァティー。
神話が各地に伝わる時はその土地の文化や宗教で歪められる
場合が多いので一概に全く同じ神とは言えないのですが。
それらの神のルーツを辿っていくとイナンナにたどり着くわけです。
なんと!?
ちなみに金星を表す言葉に
明けの明星と言う言葉があるのですが。
シリウスを表す言葉にも
明けの明星と使われるのです。
つまり、ここで金星を司るイナンナと
シリウスを司るイシスも繋がりますね。
ふむ、ふむ。
面白い推理ではないかね。さて、今回のお話は
ここまでにするよ。
クババの話は以外にも長かったので
次回のお話もクババの話をしようと思う。
ゆかりちゃん、お疲れ様です。
次回のお話も楽しみにしているわね。