ゆっくり陰謀論・都市伝説 第48回 蛇と牛の信仰 「前編」
ゆっくり陰謀論・都市伝説
第48回 蛇と牛の信仰
はい、どうも。こんにちは。
結月ゆかりです。
はい、どうも。こんにちは。
京町セイカです。早速だけと、今回はどんなお話をするの?うむ。
今回話す内容は蛇と牛の信仰
について解説していくよ。
蛇と牛の信仰?
聖書に登場する神の姿は
偶像崇拝が禁止されている為、その姿を見る事が出来ませんが。
聖書から派生した神話にはある動物で表現されています。
それが蛇です。
蛇と言えばアダムとイブに禁断の実を食べさせた悪いイメージが
あります。
向かうのですが。その道中はとても厳しいもので遂にはモーセに
不平を言う者が現れました。
そこで神は炎の毒蛇を送りこみ蛇に噛まれた人は死者が出ます。
ここだけ切り取れば人間にとって蛇は悪の象徴にも思えるのですが。
イスラエルの民達を救ったのもまた蛇なのです。
というのもこの不平を言った人達はモーセに許しをこうのですが。
モーセは神の言葉に従って青銅で蛇の像を作り、これを見た者達は毒蛇に噛まれても
命を永らえる事ができたのです。
このように同じ聖書でも必ずしも蛇は悪の象徴として書かれる訳では
なく人々を救う存在でもあるのです。
現にキリスト教グノーシス主義では人に禁断の果実といわれる知恵の実を
与えた存在を人類に知恵を与えてくれたという事で肯定的に捉えており
蛇を崇拝するのです。
なるほどねー。
ここまでは
聖書においての蛇の扱われ方でしたが。
他の神話では神は蛇と一体になってたり。
神と共に描かれているものも多いのです。
これは日本においても同様で出雲大社にあるしめ縄は
二匹の蛇が絡みあった姿であり。
これは蛇の交尾の姿を表し、新たな生命の誕生を象徴してもいるのです。
また、神話には竜の存在が度々登場するのですが、
これは蛇と同一視できる訳ですね。
では聖書に登場する神は蛇なのでしょうか?
イスラエル民達は神の姿を金の子牛として表されています。
世界的に見れば神の存在を牛として表現しているのが
各地に見られます。
それがカナン人の主神であり、嵐や慈雨の神バアルです。
ゼウスや古代エジプトの最高神アメン・ラーと同一視できると話ました。
ちなみに先ほどの紹介した金の子牛はアモンと呼ばれていたのですが、
アモンとはアメンという言葉がルーツになっているのです。
牛の角が生えていたのです。
つまり、世界各地で信仰されていた牛こそが神の姿だったのでしょうか?
面白い事に古代の神話では蛇と牛は互いに争う関係だったのです。
カナン神話の元々の最高神はエルでしたが、息子であるバアルに神権譲位を
します。
しかし、エルには息子であるヤムという竜がいたのですが。
バアルが最初に倒す敵がヤムだったのです。
ギリシャ神話においてもゼウスはクロノスの息子テュポーンを倒す話しがある
のですが、この神が描かれる時も竜だったのです。
旧支配者であるエルやクロノスは土星を象徴とする神であり。
ここでは詳しくは話しませんが、バアルやゼウスといった木星を象徴とする神が
土星を司る神に神権譲位される話と繋がってきます。
土星のリングが蛇を表している事が分かるように土星を司る蛇の姿をした神から
木星を司る牛の姿をした神に神権譲位され。次の時代の最高神と支配者になる
と各地の神話で伝わっていると考えられます。
同様な話しは日本神話の竜を倒す話しとも一致するのですが。
ここからは次回にいたします。
なんと!?
さて、今回のお話は
ここまでにするよ。
信じるか、信じないかまぁ。好きにするといいさ。
次回もぼちぼち更新していくね。
ゆかりちゃん、お疲れ様です。
次回の話も楽しみにしているわね。