ゆっくり陰謀論・都市伝説 第41回 恐怖の殺人ホテル
ゆっくり陰謀論・都市伝説 第41回
恐怖の殺人ホテル
はい、どうも。こんにちは。
結月ゆかりです。
はい、どうも。こんにちは。
京町セイカです。早速だけと、今回はどんなお話をするの?うむ。
今回話す内容は恐怖の殺人ホテル
について解説していくよ。
恐怖の殺人ホテル?
なんかミステリー小説みたいね。
確かに話の内容は
ホラーミステリーみたいな話ですね。
まずはホテルの話をする前にホテルの所有者に
ついて話していくね。
ホテルの所有者はヘンリー・ハワード・ホームズと名乗る人物で
1861年にニューハンプシャー州で生まれる。
その時の名前はハーマン・ウェブスター・マジェット。
農業で子供たちを養うハーマンの両親は、敬虔なメソジストでした。
メソジストとはキリスト教の宗派のひとつで、規則正しい生活を
美徳とするのが特徴です。
しかし、信仰に反してハーマンの父はアルコール依存症であり。
酒に飲まれ、頻繁に家族へ暴力を振るっていました。
幼いハーマンの悩みは虐待だけではありません。
ずば抜けて頭が良かったため学校では妬まれてイジメにあってました。
肉体的にも精神的にも逃げ場のない生き地獄の中で
後の彼の人生を大きく左右する出来事がおきます。
ある日、イジメっ子たちはハーマンを連れて
人気のない地元の病院へ忍び込みました。
小心者のハーマンが怖がるところを見て、楽しもうとしたのでした。
彼は病院内にあった人体の骨格模型と対面させられ
骨の手を顔面に乗せられました。
のちにハーマンはこのときに感じたことをこう語っています。
「最初はとても怖かった。だけど、しばらくすると自分が
人骨に興奮している事に気付いたんだ」
この体験がきっかけとなり、ハーマンは「死」について興味を覚えました。
成績優秀だったハーマンは16歳で高校を卒業し、23歳で医師免許を取得します。
この時期の医学研究の成果が、のちに起こす凶悪犯罪で遺憾なく発揮されます。
医師免許を持ってたのね。
もしかしたらかなりの天才だったのかしら?その才能を社会に役立てたら
そう呼ばれるようになったかもしれないわね。
17歳ですでに結婚していたが、卒業する頃にはすっかり夫婦関係は冷え切っていた。
彼は妻と子供を残しニューヨークへ移住。
そこで保険金詐欺を行い逃亡。その次に移住したのがシカゴである。
この頃には過去の保険金詐欺から逃れる為。
ヘンリー・ハワード・ホームズと名乗ります。
シカゴの薬局で真面目に働き始め薬局の経営を任されます。
その後は自分で調合した秘薬がヒットし大金を得る。
そしてようやくその大金を使ってホテルを建てるのです。
ワールズ・フェアー・ホテルと名ずけられたそのホテルは
部屋数100を超える巨大ホテルであり。同時に全ての部屋が
迷路のような秘密の通路で繋がっていて
覗き穴はもちろんスライドする扉や内側からは開けることのできないドア。
行き止まりの階段。密閉してガスを送り込み殺害できる部屋。
石綿で覆われていてその中で被害者に火を点けて焼き殺せるように
なっている部屋。
石綿で覆われていてその中で被害者に火を点けて焼き殺せるように
なっている部屋。
地下室には拷問器具と手術用具が山のように置いてあったと言います。
しかもちょうどその頃、1893年にはシカゴ万博が開催されており。
このシカゴ万博には2700万人もの来場者が訪れ、
ホテルは遠方からの宿泊客でたいへん繁盛していました。
同時に行方不明者も続出した年でもあったのです。
ワールズ・フェアー・ホテルはホームズが長年溜め込んでいた
歪んだ欲求を吐き出すための場所だったのです。
悶え苦しむ様子を観察していたり。
また、ある時は彼の不倫相手だったシングルマザーも標的となり。
このシングルマザーは8歳の娘とともにホテルで
クリスマスを祝うはずでしたが。
親子は地下室へと連れていかれ行方不明となります。
実の子供にまで標的にされるとは。。
イカレてるを通り越してラリってるわね。まぁヤバイ奴って
事だけはわかりますね。
とにもかくにもこのホテルでの犠牲者は200人以上と言われますが
立証できたのは27件だけだったみたいです。
半年にわたって開催されたシカゴ万博が終了すると、彼はホテル経営から離れます。
その後も各地を転々としますが、最後は保険金詐欺で捕まる。
そして取り調べの一環としてホテルを調査したさいに拷問部屋や隠し通路が
バレてしまい彼は一連の殺人を自供。
裁判の結果、彼は絞首刑になります。
ちなみにワールズ・フェアー・ホテルの建物は今ありませんが。
その跡地は現在エングルウッド郵便局となっており。
現在でも地下室が残っているとか。
事実は小説より奇なりね。
というか今だに地下室が残ってるとか怖。
さて、今回のお話は
ここまでにするよ。
次回もぼちぼち更新していくぜ。
ゆかりちゃん、お疲れ様です。
次回のお話も楽しみにしているわね。