裏社会暴露ブログ

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ゆっくり陰謀論・都市伝説 第29回 シティ・オブ・ロンドンに存在する富

っくり陰謀論・都市伝説 第29回 

シティ・オブ・ロンドンに存在する富

f:id:Chatter:20191113134105p:plainはい、どうも。こんにちは。

結月ゆかりです。

はい、どうも。こんにちは。f:id:Chatter:20190421200813j:plain

京町セイカです。早速だけど、今回話す内容はどんなお話をするの?

f:id:Chatter:20190421200751j:plainうむ。

今回話す内容はシティ・オブ・ロンドンに存在する富

について解説しようと思います。

f:id:Chatter:20190421200823j:plainシティ・オブ・ロンドンとは

簡単に言ってしまえば地理的にロンドンの中心地にある

金融区域の事です。

世界金融の総本山シティ・オブ・ロンドンの歴史とこれからと ...

 

極めて特権的な自治体で、いわばイギリスのタックスヘイブン

つまり、租税回避地なのです。

シティはイギリスとは別に独自の法律と議会と市長を有し、

税金も独自に徴収してます。

 

シティは国では無いですが、バチカン市国のようなものと

思っていただくといいと思います。

ちなみにバチカンカトリックの総本山ですが、もう一方では

裏金をマネーロンダリングするタックスヘイブンとしての顔もあります。

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今回は深堀りしませんが、ロンドンのシティも同じような

役割を持っています。

 

シティの特殊性を表すものとして有名な逸話があります。

それは英国王であってもシティに入るにはロード・メイヤー

という市長に許可を得なければ入れないというのが中世からの

慣習になってます。

 

シティは1000年前から続く同業組合(ギルド)の共同体で、

中世イギリスの都市は国王から下される許可状によって設立されましたが、

シティに対する許可状は存在しません。

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どういう事かと言うと、フランスのノルマンディー地方からやって来た

現在のイギリス王室の開祖ウィリアム1世はロンドンの富裕な豪商たちの

影響力と重要さを考慮してシティとは対等な関係を結びました。

 

それ以降、シティに入るには国王ですら、シティの許可を得たうえで

武器を置いて入らなければなりません。それは今も同じで

エリザベス女王もシティに入る際にはシティの許可が必要です。

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シティのこのような特権は、ロスチャイルド家やベアリング家などの

シティの豪商たちがイギリス王室への戦争資金などを支援した対価として

得ておりそれは現在でも慣習法として認められてきました。

 

大英帝国を支えたベアリング家は今はもう存在しませんが、

ロスチャイルド家は今現在もシティを動かす重鎮として存在します。

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シティの市長、ロードメイヤーの官邸「マンションハウス」

の隣にロスチャイルドビルが堂々と建っている事から

その影響力を物語ってます。

なるほどねー。f:id:Chatter:20191113134758j:plain

シティはずいぶん特別な地区なのね。

 

f:id:Chatter:20191113134542p:plainシティの歴史を深堀りするのは

また別の機会にするとして。

ここからはシティのタックスヘイブンについて解説します。

 

現在、シティは世界の外国為替市場の中でも、郡を抜いて

ナンバーワンの地位を保っており。世界の為替取引の

約4割が集中しております。

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その規模は東京市場の約7倍、ニューヨーク市場の約2倍です。

シティが世界の金融の地位を確保しているのはパナマ文書で発覚した

タックスヘイブン」のグローバルネットワークを持っているからです。

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 イギリスにはジャージー島ガーンジー島マン島の王室属領。

ケイマンやジブラルタルといったイギリス連邦加盟国、セーシェル

香港などの旧植民地などがあり、それらの国や地域で協力的な関係

を築いている。一方で目に見えない地下経済も築いているのです。

 

シティはそういった国々を経由して裏金を資金洗浄、つまり

マネーロンダリングできるオフシェア金融センターを持っている

事がパナマ文書で世界中に知れ渡った。

 

シティは世界規模のネットワークの中心地として世界の本当の

支配者からお金を預かり運用しているのです。

ケイマン諸島やバージン諸島に投資する場合は一旦シティを

経由してお金が流れるようになってます。

 

いわば世界のタックスヘイブンネットワークの心臓部なのです。

 

国際決済銀行によると、タックスヘイブンの貯金残高は世界の

55%で約350兆円です。

つまり、世界の富の半分以上がタックスヘイブンに流れているのです。

 

国際貧困支援NGOオックスファム」によると世界のトップ62人の

大富豪が世界の富の半分を所有しており。そういった超富裕層の

お金がタックスヘイブンに流れているわけです。

 

そのタックスヘイブンの総元締めがシティです。

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シティを中心としたタックスヘイブンネットワークは大英帝国時代の

遺産というべきもので、大英帝国は植民地への投資を増やすために

東インド会社やジャーデン。マンソン商会などの植民地の企業を

安い税金にしてました。

 

その名残が世界の超富裕層のために機能しているのです。

なんとー!?f:id:Chatter:20191113134758j:plain

f:id:Chatter:20191113134542p:plainではここで世界の金融の

中心はアメリカのウォール街だと思う人も少なくないでしょう。

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確かにウォール街は金融取引自体は世界一ですが。

ウォール街の場合はその大半を国内取引が占めてます。

アメリカという市場がそれだけ大きいという事です。

 

世界的に見ると金融市場の総本山はロンドンのシティであり。

アメリカのゴールドマンサックスやシティバンクでさえ、

アメリカ国内の営業拠点にしか過ぎず。

ロンドンのシティこそ国際業務の司令塔なのです。

 

アメリカが表の経済の中心地がアメリカなら、

裏の経済の中心地はイギリスにあるのです。

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イギリスは第2次世界大戦で世界の覇権を奪われたかと

思いきや、大英帝国時代のネットワークを活用して

地下経済のボスとして君臨したのです。

 

しかし、2008年のリーマンショック以降EUではマネーゲーム

繰り広げる金融資本を規制する政策が追求されるようになり

タックスヘイブンもメスが入れられるようになります。

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さらに金融取引税もEU加盟国10カ国が2021年に導入予定で

イギリスがこのままEUに残留するとその導入の影響は

イギリスにも及ぶと考えられます。

 

また、イギリス王室属領のジャージー島ガーンジー島といった

シティ直結のタックスヘイブンも規制の標的とされました。

 

EU離脱の背景にはシティの金融資本のなかにはこういったEUにおける

金融規制があった為だと考察しています。

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EU離脱の背景にはf:id:Chatter:20191113134758j:plain

そういった理由があったのね。

f:id:Chatter:20191113134542p:plainさて、今回のお話は

ここまでにするよ。

次回もぼちぼち更新していくね。 

ゆかりちゃん、お疲れ様です。f:id:Chatter:20191113134404j:plain

次回のお話も楽しみにしているわね。