ゆっくり陰謀論・都市伝説 第87回 ベーシックインカムによる需要の活性化 「後編」
ゆっくり陰謀論・都市伝説 第87回
ベーシックインカムによる需要の活性化
はい、どうも。こんにちは。
結月ゆかりです。
はい、どうも。こんにちは。
京町セイカです。早速だけと、今回はどんなお話をするの?うむ。
今回話す内容はベーシックインカムによる需要の活性化
について解説していくよ。
そう言えば。前回は
ベーシックインカムの必要性について話したわね。
そうだね。
前回は人工知能とベーシックインカムによって豊かさを得る反面。
ベーシックインカムが支配階級の選別の道具として利用される危険性がある
という説があるとまで話ました。
今回はその危険性について考察していきます。
AIの発展によって生産性が格段に上がり人類の豊かさは増していくと言われてますが。
その一方で懸念される問題があります。
それはテクノロジーによって経済活動のうち特に生産性活動において現代人間が
担っている知的作業、知的労働はAIへと代替されていくことです。
そして、このAIへと代替される未来が到来した時代に人類が突入する時。
2つのデストピアが想定される訳です。
それが資本家による社会の完全な支配状態です。資本主義社会において
これまでの資本家と労働者の関係は利害の均衡がとれていたものでした。
しかし、殆どの労働がAIと代替されていく未来では労働者の役割が焼失してしまう
ことになります。
すなわち、資本家だけで生産性活動が完結してしまうのでこれまでの資本家と労働者の
利害の均衡が成り立っていた時代とは違い。役割分担や産出した価値の成果配分の
バランスが崩壊し資本家の利害と意図のみで経済活動がコントロールされるように
なってしまうのです。
そうなった時、利潤の拡大化を動機とする資本家が労働者に対して支払う賃金は
最低生活費の水準にまで押し下げられせっかく豊かになった世界にも関わらず
ほとんどの人は生きていくだけでやっとという暮らしを強いられるデストピアに
なってしまうのです。これがAIが高度に発達し。
ほとんどの仕事がAIへと代替されてた時に起きる資本家による富の独占という
ディストピアになると考えられます。これともう一つ考えられるのが消費の
減退による経済の崩壊。先程のデストピアでは労働がAIによって代替されていく
ということは人々の仕事による所得が減っていく事に繋がるとまで伝えましたが。
これは当然ながらモノを買ったり医療やサービスを受けたりするためのお金に
困ることに繋がってきます。つまり、経済活動における消費が減退、縮小してしまう
ということへと繋がっていく訳です。
な、なるほどね。
なかなか、面白い話ね。
このように、消費が縮小していくという事態に
陥るとその次に待つ未来は経済活動全体が衰退することであり。
経済の独占的支配者である資本家も得るものが限りなく小さくなっていく
未来が来ることが分かります。
かつての専制国家において皇帝や国王が富を過分に独占した結果。
農民や国民が疲弊し国家が衰退していったことは歴史的に辿っていったものです。
結果的には社会が不安定化し内乱が起きて国家が自滅したり。
国力の弱体化につけ込んだ他国の侵略により滅亡してしまうという過去の歴史と同様な展開になってしまう可能性があるのです。
要するにAIが高度に発達した未来では便利で豊かになる反面。
これまでの歴史と同様に暗い時代へと繋がっていくシナリオもあるのです。
ではそういった時代にならないためにはどういった方法があるのでしょうか?
それが富の再分配ベーシックインカムの導入です。AI化の時代になれば、
人間が生きていくために必要な財やサービスなどの生産は現在と比べて圧倒的に
効率化され社会に多くの富を生み出すようになります。
しかし、AIが生産した財・サービスを人々に行き渡らせるには消費者である一般の人々
に購買力を提供しなければ人類は先程の暗い時代に突入してしまうのです。
そのため、この時に経済成長を牽引するのは供給側の効率アップでは無くて。
需要側の活性化、すなわち需要を拡大化させることや新しい需要の開発であり。
それを実現させるのがBIの制度だということです。
な、なんと。。
しかし、今回も衝撃的な内容でしたね。
さて、今回のお話は
ここまでにするよ。
私の話は陰謀論とたまに都市伝説の話をいたします。
これを聞いて信じるか?信じないか?ではありません。
私が発信している情報だけでなく多方面からの情報を入手してその情報の真偽を
自分で精査していく時代がこれからきます。
では次回もぼちぼち更新していくね。
ゆかりちゃん、お疲れ様です。
次回の話も楽しみにしているわね。